※汚い話注意！！

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自転車に乗って、大きい通りをひとつ曲がった２車線の通りに突入していく。
民家に混じってトコロドコロに商店があるだけで、通行人もたまにしか通らない、少し閑散とした通り。
そこにある１軒の店で揚げたてのコロッケなどを注文して、隣の空きテナントの軒先のテント下でできあがるのを待ってたワケ。

はじめて来た道で、周囲をキョロキョロと見渡したりしながら時間をつぶしてた。
４時前というのに早くも少し陽が傾き、チュンチュンチュンって小鳥のものすごい大群がやってきて、通りの向かいの電線に一斉に止まるのを見て、冬の日暮れの早さを感じたり。
ケータイいじったり。
時々通りすぎる自転車を見送ったり。

時折、タッ、タッというタップ音が響く。
ん？何の音かな。

で、ようやく気づいた。
向かいに電線があるということは、こちらにも電線がある。
もしかして・・・

頭上を見上げると・・・

うわぁ～！！！(叫)

鳥！鳥！鳥！
鳥の大群が頭上の電線にもビッチリ・・・！

軒先にいたもんだから、まったく見えてなかった。
そうです、タップ音だと思ったものは・・・(汗)
テントから外れた地面に、落下した跡が点々と・・・

う～わっ、やっば！！
危うく落とされるとこだったぜ・・・。
あ～、心臓がバクバク鳴ってらぁ。
まったく、油断もスキもねぇぜ。

・・・あ・・・自転車。

自転車を止めたのは、テントの外。

ああっ！！さ、サドルがぁっ！！(目眩)

商品を受け取ってハンドルにかけ、カバンからウエットティッシュを取り出して半泣きで拭き、全力疾走でその通りを後にした。


あの店コワい・・・かなりのトラウマ。
思い出すだけでゾッとするわい・・・(怯)