社内環境と適材適所について

今日は、以前勤めていた職場があった(移転済みで今はない)某街へやってきた。
ついでに、と当時昼メシを食べに行っていた某店に行ってみることに。

その店に初めて行った時、店員のムードが激悪で、非常に驚いたことを覚えている。
いや、客には愛想ええのだが、店員の中にひとり、素人目から見ても仕事のできてなさそ～なオッサンがおって、完全にそのオッサンがあからさまに冷遇されとったんですわ。
もうね、いつ行っても、オッサンのモタモタした作業に店員全員がイっラ～ッとしてるのが客のこっちまで伝わってくる、恐怖の空間だった。

なら行かなきゃいいのに、と思われそうやけども。
味はフツ～やねん、でも手頃な値段でハラいっぱいになるし、接客はマトモだし、かなり重宝してたんよなぁ～。


で、今日だ。
何年かぶりにその店に入った。
あっ、このオバサンもあのオジサンも覚えてる！なつかし～っ！

・・・あれ？「できないオッサン」がいない。
あ～、さすがにね～、あのカンジやと辞めるよなぁ。
あしらわれっぷりがヒドかったもんなぁ。
辞めてなかったらかなりのダイジンブツやでなぁ。

そのオッサンのアトガマらしきオジサン(何年も行ってないから何代目かは不明)が、これまた仕事できそうなオジサンでやなぁ、客の俺っちまで「おおお、やったやん！よかったなぁ～！」と思えるテキパキっぷりで、なんとメインどころの仕事をこなしていた。

オッサンのキョドリっぷりにいっつもムっス～ッてしてたオバサンも、ニコニコウッキウキでな、「オバサン、ホンマよかったなぁ～」って見てるこっちまでホッとしてもうたで。

オッサンに罪はないんやけど、ビジネスマンでゴッタ返す飲食店には向いてなかったなぁ。
その後、オッサンに、向いてる仕事が見つかってることを祈るばかりである。
オッサンにも幸あれ！(笑)