世にも奇妙な物語(実話)

その場面に立ち会ったワケではないが、伝え聞いた話。


俺っちと同じく「ウッカリ」が過ぎるウチの母。
晩ごはんを作って、いざ食べるとなった時に、母が食卓の上を見ていきなりこう言った。

「(食卓に置いてある)焼きそば、作った覚えがない・・・」

いや、たしかにさっき作ったと思われる焼きそばがそこにある。
でも、作ったことを覚えていない、と。

その焼きそばを食べた家族曰く、焼きそばの色をしているがソースの味がしなかったらしい(爆)

俺「え、何味なん、それ？！」
家「少し残ったのが冷蔵庫にあるから、とら(＝俺っちのこと)、食べてみ？」
俺「いやいやいやいや！恐い恐い恐い！いらんいらんいらん！(怯)」

家族に試食するように勧められたけど、断固拒否。
何味か不明の焼きそばなんか、食えるか～い！(叫)

ちなみに、買ってきていた「卯の花(オカラの料理)」を器に盛りつけたことも覚えていない、とのこと。
母も今回の一件はショックだったらしく、「自分で恐いわ～・・・」と落ち込んでましたよ。

実はウチの母、幼少時に夢遊病がとにかくすごかったそうなんですよ。
夜、ふとんから抜け出して寝ボケたまま町を歩いたりしてたらしいですから、それが再発したのでは、というのが母の推測。

まぁね、ウチの母親も年取ってきてますからね(老人です、老人)、こういうことも今後増えてくるのかなぁ～、って正直不安ではあります。
笑えない状況かもしれないけど、ウチの母がやると、やってることがやってることだけに(例えば無意識に焼きそばを作るという行為とか)、ちょっとコメディタッチに思えてしまうのですよ。


・・・俺っちも年取ったらやるんやろな、なんかそんな気がする(笑)